射精とは?
射精とは、男性器から精液を放出すること。
通常は性的な刺激に対する反射として起こります。
ただし、睡眠中に自然に起きることもあり、そのような場合は
夢精と呼ばれて区別されているそうです。
前立腺のマッサージによって起きたり、極稀ではありますが前立腺の疾患が原因で
引き起こされることもあるそうです。
射精の工程は大きく分類して二つの順序からなり
精液が尿道前立腺部に集められる過程(エミッション)と
精液が尿道を経由して外尿道口から放出される過程(エジャキュレーション)とに
分けられます。
通常射精と呼んでいるのは後者を指すものでございます。
性的な興奮が高まりますと、精巣上体(副睾丸)尾部に蓄えられていた精子は
少量の分泌液とともに精管の蠕動運動により精管末端部にある
精管膨大部まで順次運ばれ、精子はここで射精の瞬間まで待機する。(ウエイティング)
性的な興奮が絶頂点に達する(オーガズム)と大脳から脊髄にある
射精中枢にGO指令が送られ、膀胱括約筋が固く収縮するとともに
前立腺液が尿道前立腺部に排出され、精管膨大部に蓄えられていた精子も
射精管を通って尿道前立腺部に押し出される。
この過程がエミッションである。このとき膀胱の出口は固く閉じられているので
精液が膀胱に逆流することはない。
一方、尿道括約筋も固く収縮しているので精液は行き場を失い前立腺内で
圧力が非常に高まる。これがいわゆる射精直前の感覚である。
第二段階のエジャキュレーションは尿道括約筋が弛緩することから始まり
前立腺内に充満した精液の内圧によって一気に押し出され
尿道の球海綿体筋などの働きによってペニス先端の外尿道口から勢いよく放出される。
同時に精嚢の平滑筋も収縮を繰り返し
精液の約7割を占める精嚢液が少し遅れて律動的に放出される。
射精時の勢いと液量については個人差が大きく
通常の射精では約2~6ミリリットルが放出されるといわれる
(ティースプーンからテーブルスプーン程度)が、数滴やこれを超える例もあり
その幅は広い。
射精の液量については、その射精の前2日間で
最後に射精したのがいつであるのかに大きく依存している。
言い換えると、最後の射精が最近であるほどその液量は少なく
2日かそれ以上経っていれば量は多くなるだろう。
射精時の精液の出る勢いは、立って真横に射精した場合
数十センチから数メートルにも及ぶ。
ただし、前回のオナニーからの間隔が短い場合には
ペニスから沁み出すようにして射精する例もある。
射精一度あたりの精子数もまた個人差が大きい。
この数に影響を与える因子は数多くあり、最後の射精からどのくらいの時間が経過したか
睾丸の置かれた温度環境、射精までに要した性的興奮の時間、年齢
テストステロンのレベル、個人差、精液の量などに依存する。
無精子症や乏精子症などの疾患では精液中に精子が全く見られなかったり
少ないために不妊症(男性不妊という)の原因となる。
なお、射精時の感覚および態様を、擬態語で
「ドピュ」あるいは「ドピュッ」と表現する俗語がある。
2010年3月 4日 10:39 |個別ページ